#101 旗ざお地ってなに?メリットと注意点
木の質感の和モダン住宅
大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。
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土地を探していると「旗ざお地」という言葉に出会うことも多いかと思います。
土地情報サイトなどには「敷地延長」「路地状敷地」と
書かれていることもあります。
この「旗竿地」とは・・・
道路から奥まったところに敷地があり、
道路からその敷地部分の間に2mから3m程度の幅の通路が設けられている
土地の形状のことです。
竿につけた旗のような形状をしていることから、
旗竿地と呼ばれているそうです。
前回のブログでご紹介したように、
建築基準法によって、住宅を建てるための土地は
道路部分と必ず2m以上、接していなければならないため
家を建てやすいように土地を細かく分割することで旗竿地が生まれます。
住宅会社などが建売住宅などで土地を分割して
数棟計画する際など、このような形状で土地が区画されるているのを
よく見る事があるのではないでしょうか?
通常の整形地に比べると敬遠されがちで、
価格(単価)もそれなりに安くなることもある「旗ざお地」ですが、
その条件はさまざまですので、
逆にメリットとして考えられる側面もあります!
・土地の若干価格が安いことが多い
・奥まっているので静かでプライバシーも安心
デメリットは・・・
・周囲が家に囲まれている
・日当たりが心配
土地の周囲が隣家に囲まれていることもあるため、
隣家との距離によっては、日当たりやプライバシーなどに支障がでやすい面
デメリットと思いがちですが、
設計の工夫と技術で住みやすくすることは十分に可能です!
また、自家用車の出入りの面なども
しっかり検討してみることも大切ですね。
都市部の人気エリアは地価が高騰し物件数も少なく
郊外の物件もますます人気も価格も上がっている状況です。
これまでとは少し視点を変えて
プロの知恵を借り、さまざまな工夫や技術で
これまで選択ゾーンに入らなかったような物件でも
マイホームの有力候補になることもあります。
いい土地がみつからない😢と
あきらめかけていた方も
まずは、住宅会社などの「家」の専門家と一緒に
土地探しを始めてみるのはいかがでしょうか?