#143 世界からみた日本の家の暖かさレベル
木の質感の和モダン住宅
大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。
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理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
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冬は家の中寒いから、ヒートショック気を付けて!
猛暑日・熱帯夜が続きます、家の中でも熱中症対策を!
冬も夏も、ニュースや情報番組では
注意喚起のための特集コーナーをよく目にします。
暖かい家、断熱・高性能な家を紹介する多くのCMが流れていますが、
特に意識して住宅事情や家の性能に触れる機会がない限り
冬は寒くて、夏は暑いのが日本においては
一般的な感覚、常識化しているのではないでしょうか?
ですが・・・
日本の一般住宅における「気密・断熱性能」は、
先進国では最低の水準💦
日本では、あたりまえに我慢していることが
暖房を必要とする地域の他の先進国では非常識
という認識であることが見えてきます。
日本の既存住宅の多くは、
アルミの枠に単板ガラス(一重ガラス)のサッシがほとんど。
この窓のU値は6.5という非常に低い性能しかありません。
冬に暖房が必要な先進国で、
このような低性能なサッシの販売が許されている国は、
日本以外にはあまりないようなのです。
参考までに
他の先進国と基準と比べてみると・・・
イギリスでは最低室温を18℃以上に保つことが法令で規定されていて
保てない賃貸住宅には改修・閉鎖・解体といった
厳しい命令が下されることがあります。
環境先進国ドイツ。
ドイツは18℃以上が基準で、賃貸契約書に記載されたりするそうです。
アメリカでも州によって15~20℃程度の最低室温基準があります。
ちなみになぜ18℃めやすかというと
室温が16℃を下回ると、
「高齢者に呼吸器疾患や心血管疾患などの健康リスクが増える」
という研究結果があるからです。
もはや、室温を保てないことは
虐待という認識という扱いなのだとか。
日本の基準となる断熱等級4の
最低室温のめやすは8℃!
すなわち日本で法基準となるレベルが
世界的には健康に害がある規制されるレベルなのです。
断熱性能の高い住まいは
まだ高級や贅沢というハイグレード感がありますが
世界の基準に照らすと、日本の住宅の性能水準が低いというお話でした。
居住空間の気温差を原因とした疾患や危険が減り
健康で快適な住まいが常識化する世の中へ
経済面においても安心してシフトしてほしいですね。