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#144 断熱基準はどう変わる?

木の質感の和モダン住宅

大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。

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理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
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四季が美しい日本。
過ごしやすく冷暖房を必要としない気持ちよい春と秋が
長く続けばいいのですが・・・。
近年の気候変動も影響して
丁度いい季節がますます短くなっているような気がします。

高温多湿の夏、
乾燥し底冷えする寒い冬は長く
日本の「住まい」は、厳しい外気温の変化に長期的に影響されています。

厳しい自然の影響(外気温)から
日々の暮らし・健康を守っているのが住まい「家」ですが
快適さと省エネ性は「断熱性能等級」がひとつの指針となります。

 

 

断熱等級は、2022年大きく変わりました。
「住宅性能表示制度」の改定により、
1999年以来、4等級までと定められていましたものが
なんと23年ぶりに一気に

4月に「等級5」が
10月、さらに「等級6」「等級7」が新設されたのです。

 

そして、断熱等級5・6・7の新設とともに、
2025年には断熱等級4が適合義務化となります。

つまり・・・
2022年3月以前までは最高等級であった等級4
そこが法律上クリアしなくてはならない
国で定められた最低基準となるのです。

 

 

とはいえ、国が定めた等級4では、世界的にみるとまだまだ。
民間の目線では、さらにその先を見据えていますが
そのレベルが日本の断熱等級の6・7に該当し、
今はとても厳しいレベルに思える6.7になって
やっと他の先進国に並ぶことになるのです。

これからわずか2年後の2025年
断熱等級4が義務付けられることで
3以下の家に関しては「既存不適格建築物」となってしまう恐れがあるのです。

既存不適格建築物とは、
法令が改正されることで、これまでは適正だったものが
改正後には適格性を失ってしまう建築物になることを言います。

また、今後、10年後あるいは20年後、日本が世界基準レベルに追いついていけば
等級4で法をクリアしたとしても、
また比較的短いスパンの中で既存不適格建築物となるような
可能性が再びおこるかもしれません。

既存不適格建築物となった場合
そのまま住み続ける、生活することには支障はないのですが
資産価値が保てているかどうか・・・という点について心配なところです。

2050年のカーボンゼロを前に、
脱炭素化への取り組みペースがいっそう早まり
世界基準レベルに、日本でも法律の改正が想像を超える速さで進むかもしれません。

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