#138 2023年 新築住宅の補助金について
木の質感の和モダン住宅
大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。
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理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
プロの視点から様々な情報をお伝えしている#シリーズです。
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ここ数年、毎年新築等には
金額的にも大きな補助金の制度が続いています。
今年も「こどもみらい住宅住宅支援事業」がありましたが
11月28日で補助金申請額が予算上限に達したため、
既に交付申請の受付は終了しました。
来年度に向けての制度については
11月8日に閣議決定した、22年度補正予算案で
「こどもエコすまい支援事業」としてほぼ確定しました。
今回、補助金額は100万円です。
この補助金を利用するためには条件があります。
その主なものは・・・・
1 子育て世帯又は若者夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下)であること
2 令和4年11月8日以降に工事請負契約(もしくは売買契約)を締結したもの
3 令和5年12月31日までに工事が一定以上の出来高 に達した上で交付申請を行い、
別途定める期間内に完了報告が可能なもの
4 強化外皮基準に適合し、再生可能エネルギー等を除き、
基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量 が削減される性能を有するもの
(ZEH、Nearly ZEH、ZEH Ready又はZEH Orientedに加え、
令和4年10月1日以降に認定申請 をした認定長期優良住宅、認定低炭素住宅 、性能向上計画認定住宅は
これに該当します。)
簡単に言い換えると・・・、
・18歳未満の子供がいるか、ご夫婦のどちらかが39歳以下
・11/8日以降に契約をした場合
・来年中(2023年中)に、工事が完了すること
・一定以上の性能を持ち、また証明できる申請(認定)をすること
予算には限りがありますので
タイミングを逃さないよう、しっかり進めていきましょう。
これからは、国の政策的にも高い住宅性能が必須の時代になっていきます。
補助金だけではなく、税金にも住宅の性能による優遇内容も差がありますので
性能を上げることで得られる経済的・健康的なメリットを含め
長期的かつ総合的な視点で検討してみてください。