#126 北窓がもたらす暮らしのゆとり
木の質感の和モダン住宅
大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。
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理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
プロの視点から様々な情報をお伝えしている#シリーズです。
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以前にも窓の方向別の特色をご紹介しました。
今回は「北」の窓についてのお話です。
北窓はそれ以外(東西南)の窓と比較して、
目立った特徴がなく、印象も薄いように感じられる方もかもしれませんが、
実は、一日を通して安定した柔らかな光を
室内に採り込むことができる、優れた窓。
その他の方角に取りつけた窓の欠点や光量の不足を補うこともできます。
光は暮らしに彩りや開放感を与えてくれます。
さらに、その空間の使い方やにあった光量のバランスをとることで、
暮らしがより穏やかなものになります。
のんびりと穏やかな時間を過ごしたい空間
そこに、強すぎる日差しが射してしまうと
その空間での目的とのギャップが生まれてしまうこともありますよね。
読書をするとき、
音楽や映画を鑑賞するとき、
静かにヨガやストレッチをしたいとき
大きめの北窓ががあれば十分、むしろ北窓が適していると言えるシーンもあります。
暗いと感じさせない適度に明るい安定した明るさは心地良いもの。
北窓から入り込む光は穏やかなため、
濃い影ができることはほとんどありません。
北窓の明かりは、住む人にとって心地良い明るさだと言えます。
まぶしすぎない穏やかで安定した明るの北窓を、
効果的に活用して、
固定観念に捉われない心地良い明るさに満たされた空間づくりはいかがでしょうか?