#110 日本の伝統美　漆喰の魅力

木の質感の和モダン住宅

大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。

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理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
プロの視点から様々な情報をお伝えしている#シリーズです。

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私共がご提案する自然素材の家
今回のテーマ「漆喰」もそのひとつです。

漆喰の歴史はかなり古く
日本では５０００年以上昔から使われてきたという
記録があります。

 

漆喰とは、
石灰岩を粉末状にし、消石杯に川砂や食物繊維などを混ぜ込み、
練り上げられたもの。

自然の中にある天然の素材を使っているので
人の身体にやさしくい素材と言えます。

 

 

シックハウスを引き起こすホルムアルデヒドを吸収して無害化
有害物質を漆喰の中に閉じ込め、
家の空気をきれいにしてくれる役割もあります。

 

臭いも吸収分解できる性質を持ちあわせています。
漆喰をキューブ型にして、クローゼットなどの消臭に
使えるようにした商品なども販売されています。

 

また、すぐれているのは「調湿効果」
日々の生活をより快適にしてくれるのにとても役立ちます。

 

 

夏場の湿度過多の時は、湿度を取り込み
冬場の乾燥の時期は、放出して緩和してくれます。

その他、原料である石灰のもつ強アルカリ性の性質が
細菌やカビに対して消毒効果を発揮するので
感染症対策としてもますます見直されてきています。

 

 

費用的には、一般的な壁紙クロスと比較すると
かなり高価なものになります。

ただし、クロスは経年劣化で
汚れや剥がれなどが１０年～１５年で
気になるようになってきます。

その都度クロス貼替るとなると
時間的にも金額的にも負担はかかっていきます。

その点、漆喰は半永久的に使え
通常メンテナンスも不要ですので
身体や、室内環境へのメリットも含め
長期的に考えるとお得なのかもしれません。

忙しい毎日、
疲れた体にやさしい
漆喰の醸すきれいな空気で
過ごせると倖せですね！