#105 2022年住宅ローン改正のポイント①
木の質感の和モダン住宅
大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。
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理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
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住宅ローン控除とは
10年以上の住宅ローンを組み、
本来支払うはずの「所得税」「住民税」が
控除される制度のことです。
今回の改正によって
ローン利率より控除額が大きい逆ザヤ現象の解消や
高性能住宅への優遇(脱炭素化へ)に沿った
内容になりました。
この制度の適用される基本的な条件は
1 自分が住居するための住宅の購入であること
2 新築した日または購入した日から6か月以内に居住していて
かつ、住宅ローン控除を受けようと思っている年の12月31日までに
居住していること。
3 住宅ローンの借入期間が10年以上であること。
その他、個人の所得や住宅の床面積などによります。
今回の改正のポイントは大きく2点あります。
1、控除率と控除期間の改定
2、住宅の性能による控除内容の差別化
今回は、
まず、控除率と控除期間の改定による
内容の比較についてご説明してみましょう。
まず、段階的に、年末ローン残高の控除率や
控除期間が縮小されています。
※2024・2025年入居分は、一部条件によります。
次に控除額を比較してみるとこのようになります。
(※最大値での算出です)
このように
金額で比較してみるとかなり違いを感じますね。
社会的な脱炭素化の流れの中で
これまでと違い、住宅の性能による優遇内容の差別化
がされている点も今回の改正の大きなポイントでもあります。
その内容は、次回のブログでご紹介します。