#94 住宅ローン控除改正のポイント2022
木の質感の和モダン住宅
大きな屋根のお洒落な外観と
「無垢材×漆喰」の自然素材でつくる温かみのある室内。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんな住まいをご提案。
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2022年に期限をむかえる住宅ローン減税の2025年までの延長が決まり、
同時に税制改正が決定しました!
住宅を購入する人の負担を減らそうとの主旨で始まった
「住宅ローン減税」
ですが、近年では低金利で1%を下回ることも多く
利払いより減税額のほうが上回り「益税」になっている現象
いわゆる「逆ザヤ」と呼ばれ、問題となっていました。
その状況を見直すための税制改正と言われています。
これまでは
借入額(上限4,000万円)の1%の減税が10年間(もしくは13年間)
という減税内容でしたが。今回の改正後は以下のとおりとなります。
<新築住宅の場合>
2022年・2023年に入居
認定住宅・・・控除限度額(上限5,000万円)の0.7%の減税13年間
一定の性能・・控除限度額(上限4500万か4000万) 〃
それ以外・・・控除限度額(上限3000万) 〃
※2024年以降の入居からは、控除限度額が下がります
※すでに住宅ローン減税の適用をうけている方は、
これまでの控除率や期間がそのまま継続されますのでご安心ください。
また、住宅ローン減税の対象者の所得条件も、
3000万円から2000万円に引き下げられています。
これまでの制度では収入の多い方の方が、
多く控除を受けることができていました。
今回の改正では所得条件が3000万円→2000万円と減らされたこともあり
高収入層への優遇という部分に対しても是正となった形です。
入居時期が2024年以降になれば
控除限度額が引き下げになりますので
ファイナンシャルプランナーなどに相談して
タイミングを逃さないように検討してみてください!