#89 土地選びと 建ぺい率・容積率
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建ぺい率と容積率・・・
なんだか難しそうな言葉ですよね。
家づくり、土地探しを始められた方は
チラチラと目にするワードではないでしょうか?
どちらも土地に対して建物が占める割合を示すもの。
その土地に対して建てられる建物の
面積がどのくらいなのかがわかる重要な指標です。
家を建てるとき
特に狭い土地の場合などはこの数字が重要になってきます。
【建ぺい率】
建ぺい率は、敷地面積に対して建築面積が占める割合のことです。
計算式は「建ぺい率=建築面積÷敷地面積×100」
(敷地の条件によって建ぺい率の緩和措置がある場合があります)
都市計画法で、用途地域ごとに建ぺい率の上限が指定されています。
ですので、土地を検討する際は、広さ+建ぺい率も確認が必要です。
建ぺい率が60%の場合、
たとえば、50坪の土地であれば、建築面積が30坪までの住宅の建設が可能です。
気をつけたいのは、30坪を下回るような土地の場合!
間取りにも制限が出やすくなります。
【容積率】
容積率は敷地面積に対して、家全体の床面積(延床面積、延べ面積)が占める割合です。
計算式は「容積率=延床面積÷敷地面積×100」
建ぺい率とは違い、
こちらは2階や3階部分の床面積も計算に入ります。
また、容積率も建ぺい率と同様に制限があり、用途地域ごとに異なっています。
いずれにしても、住宅購入への大切な情報です。
自分の要望に合った家を建てられる土地なのかどうか、判断は慎重にしましょう!
ネットの情報などでは足りない知識もたくさんあります。
きちんと信頼できる住宅会社や建築士などの専門家に相談しましょう!