#69 人生100年時代に備える理想の住まいを

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「人生100年時代」といわれるようになって久しく、
リタイア後の長い期間をいかに充実した生活にするかは
誰にとっても重要な問題になってきました。

その生活の基盤となる住まいをいかに理想に近いものにするかは、
老後生活の満足度に大きく影響するのではないでしょうか。

 

 

住まいさえ良ければ生活に満足できるという
十分条件ではないものの、
生活に満足するためには
いい住宅が欠かせないという意味での
必要条件といっていいのではないかと思います。

そのためには、資金的な余裕があって、
自ら動けて選択の余裕があるうちに
安全・安心に過ごせる住まいを確保しておくことが
大切になってくるのかもしれません。

その前提となるのが、
若いうちに住まいを買っておくということ。

 

また、数十年後、子供達が巣立ち
生活スタイルの変化で住み替えを選択する方も
多くなっている今、最初の住宅購入のタイミングは
今後の資産形成をはじめ生き方に大きな影響を
与えると考えられます。

 

マンションでも建売住宅でも、
やはり早めに最初の購入を実現しておけば、
2回目以降の購入、住み替え時には資金計画が格段にラクになって、
選択肢が広がり、理想の住まいを実現しやすくなるのです。

 

国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査報告書」では、
取得した住宅の形態別に、その購入が何度目かを聞いています。

その結果は図表1にある通りで「中古戸建住宅」では
「2回目」が22.7%と最も多く、
「3回目以上」と合わせると3割近くになります。

「1回目」という回答は7割強でした。

反対に、「1回目」が一番多かったのは中古マンションの80.2%
「2回目」と「3回目以上」の合計は2割弱にとどまります。

物件形態によって多少の違いはあっても、
やはり1回目の購入が圧倒的に多く、
2回目、3回目は少数派です。

新築住宅の一次取得者の平均年齢は30歳代後半
では、1回目の一次取得者(初めての購入)と、
二次取得者(2回目の購入)ではどう違うのか。

一次取得者の年齢は「分譲戸建住宅」、
いわゆる建売住宅が37.4歳と最も若く、
次いで「注文住宅」は38.9歳、「分譲マンション」は39.3歳と、
新築住宅の購入者はすべて30代後半です。

それに対して「中古戸建住宅」は43.8歳、
「中古マンション」は45.0歳と、
新築住宅に比べて平均年齢がかなり高くなっています。

いうまでもなく、価格は新築住宅のほうが高く、
中古住宅は安いのですが、年齢は新築住宅のほうが低く、
中古住宅が高いというというねじれ現象が発生しています。

若いうちから比較的年収の高い人が、
30歳代で新築住宅を取得し、
そうでない人は若いうちに買い過ごして、
40歳代後半になって価格の安い中古住宅を取得している
ということになるのでしょうか。

 

 

いずれにしても
住宅ローンの金利も低い今、
家賃を払うより、自分の資産として購入するのも
賢い選択の一つかと思います。

人生100年時代に向けて、
ぜひ、価値のある住まいを手に入れて
自分らしい暮らし方を
最大限楽しんでいただきたいと思います。

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