#61 雨と養生

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前回に引き続き、雨にまつわるお話です。

梅雨入りが早いと、農作物ばかりでなく
建築の現場にも影響が出てきます。

雨は建築の大敵でもあります。
天気予報もコロコロと変わりますし、
なかなか情報が掴みづらいというのもその要因の一つです。

 

ですが、そんな雨ではあるんですが、
私は工事会社のレベルを測ることが出来る、
大切な要素だと思っています。

 

特に新築工事の場合には、
その業者さんがどういった雨対策をしているのかは重要です。
現在、検討中の建設会社やハウスメーカーがある方は、
工事中の現場をチェックしに行くのも良いと思います。

チェックのポイントは、ずばり「養生」です。

いかに「養生」に重きを置いているか、気を遣っているか・・・。

私が現場を管理する際は、
季節に関わらず外壁工事が完了するまでは、
家全体をブルーシートなどで養生します。

また、床下地にも防水のフィルムを貼ったり、
職人さんが出入りする場所には汚れ落としのマットを敷きます。
出入口も限定します。
もちろん建築中の現場内は土足厳禁です。

(どの段階から靴を脱いであがるんだろう?と
疑問に思われている方も多いのではないでしょうか😊)

 

柱や梁、土台などは
多少濡れても大丈夫なのは理解しています。

外壁の強度を出す耐力面材や床下地の剛床についても、
建材店やメーカーさんも、
多少濡れても乾けば大丈夫といっていますので、
実際、大丈夫だとは思いますが、
あまり気分の良いものではないですよね。

 

 

特に注文住宅の場合、
せっかくあれこれ打ち合わせして、
様々な手続きなどをクリアして、ようやくスタート♪という時に、
雨に濡れちゃったらガッカリしたり心配になったり・・・

自分の家が…と考えると、大丈夫とはわかっていても、
お施主様としては、気になってしまうと思います。

 

もちろん、最善の養生をしていても、
強風や台風などによって雨がかかってしまうこともあります。

ただ、どれだけお客様のことを思って仕事に取り組んでいるか、
自分の仕事にプライドを持って臨んでいるのか、
「養生」はひとつの目安になると思いませんか?

家づくりを検討されている方にとって
梅雨は、積極的にアクションを起こすことが少ない時期
かもしれませんが、住宅会社や施工業者探しをするには、
雨が良い指標になってくれる良い季節なのかも知れませんね。

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