#60 梅雨の時期の湿気対策☂

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今年は例年よりずいぶん早い梅雨に入りましたね!
何となくイヤ~なイメージの梅雨ですが、
大きな災害が起こらず、穏やかに梅雨が過ぎてくれることを
祈るばかりです。

さて、梅雨といえばジメジメ湿気!
ご家庭ではどのような対策をされていますか?

家のどこに湿気対策をするかは、これまでの経験値で
それぞれのご家庭で決まっていると思います。

浴室や脱衣所、押し入れ、北側のクローゼットなどなど
というところでしょうか?

その箇所はきっと、
日当たりが悪く、湿気が多く、換気しにくい場所
そこが必然的に対象になっていると思います。

 

まず、一般的に多いのが押し入れ・・・
冬の寒暖差、これは寒い時期に家の中を温めた際に生じる家の中の温度差ですが、
その寒暖差によって、結露が発生し、湿っている状況になっています。

もちろん押入れだけでなく、
なんと、建物のあらゆる箇所でも同じ状況になる可能性があるのです。

そして梅雨の時期には、
空気自体が湿気を持っていることとカビが発生しやすい気温の影響によって、
衣類や建物にもカビが発生してしまうようです。。。

 

 

北側に押入れや浴室、脱衣所、トイレがあって
南側にリビングやメインの居室を持ってくる。
設計上、どうしても北側に水回り関係が配置される
間取りのお宅は多いものです。

そこで、どのお宅でも対策しやすい湿気対策を
少しお伝えします。

 

押入れは可能な限り冬の時期から扉(襖)を(できればおおきく)
開けておきましょう。
すのこを敷く方法はよく言われますが
閉め切っているより、空気が入れ替わりも大きく簡単で効果的です。

季節外の衣類をハンガーにかけて吊るしている場合などは、
一着ごとに乾燥剤や防腐剤を入れたビニールを使って、
内部には湿気が入らないようにするのがお勧めです。
(天気のいい日は、扉(襖)を開け放して空気を通すことを習慣にしましょう)

 

次にお風呂の換気ですが・・・
使った後はタオルやスクレーパーなどで水滴をふき取るといいですが
この方法はなかなか大変ですよね。。。

使用後は、必ず換気扇をしっかり回しましょう!
その際は、入り口ドアは占めたまま(室内に湿気が流れないように)、
窓を開けずに換気扇で換気をしましょう。
ポイントは、換気扇の周辺、同じ壁面に窓がある場合は開けないこと!

周辺の窓を開けないのは、
出て行った湿気が開けた窓から入ってくることがあるからです。

家の中はエアコンで、除湿や冷房運転がお勧めです。
その他、外出中は家中の扉を開け放し、
扇風機などで空気を回しつつ、エアコンで除湿、
もしくは冷房を弱運転で連続運転しましょう。

この湿気対策のポイントは
「家中の温度を一定化させること」
次に「湿度を下げること」なのです。

温度差が無いと結露しませんし、
衣類や床、壁、天井などが局部的に湿気を帯びない、
ことになるなるわけです。

 

外気を取り入れたり、空気の流れ・循環を少し意識してみると
除湿のコツがつかめると思います。
上手な対策をとって少しでも快適に過ごしてください。

 

 

最近の高性能住宅は、
ダクトで家の中の空気が循環するような熱交換換気システムがありますので、
扇風機要らずで家中の温度湿度を一定化させることが、
簡単に出来るようになっています。

今から新築をご検討の方は、住宅の性能(高気密・高断熱)に着目し、
出来れば熱交換換気などを取り入れた住宅にすることで、
梅雨にも強い家を手に入れてほしいと思います。

この記事を書いた人

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