#54 「お引渡し」に想うこと

理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
プロの視点から様々な情報をお伝えしている#シリーズです。

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私たちの仕事の中でも
とても大切な「お引渡し」という仕事。

 

先日も無事に
佳き日にお引渡しを迎えることができました。
当日は、お客様もニコニコと笑顔で、
とても気持ちの良い仕事をさせていただきました。

 

お客様とは、期間や面談の回数だけではなく、
良いコミュニケーションが取れたことで、
お互いに良い関係を築くことができたと思っています。

これは何より、お客様がプロとして
私を信頼してくださった結果でもあります。
本当に感謝です。。。

 

 

通常、家づくりに際して言えば
お客様側は、建築についてはほとんど知識がない状態から
始まります。

そんな状況の中、さまざまな場面で、
「最終結論はお客様側が出す」
という場面が多々出てきます。

 

お客様はいろんな疑問や不明な事に直面し、
不安な気持ちも大きくなって
迷われるシーンも多々あります。

そんなとき、お客様が誤った判断をされないように、
納得して頂けるよう、丁寧に回答、説明して
不安を解消して差し上げるための
私たち業者側のナビゲート力が
家づくりを満足な形で完成させるために
何より大切なものかもしれません。

 

もし、この時に、お互いへの信頼関係や、
尊重するスタンスが持てないと・・・
お客様側は
「白い物でも私が黒と言ったら黒だ!」
といった感覚が強くなり

請け負う業者側は
「このお客さんは何を言っても聞かないしね」
となってしまい、
良い議論が出来なくなります。
悪循環ですね・・・。

さらには、完成したものに対してお互いに不満が残り、
「お客様の言う通りにしただけだ」
「請け負い側が教えてくれなかった」
といった感じで、
不満に対する責任の所在を押し付け合うことに
なりかねません(´;ω;`)

 

人生で一番高い買い物である家
そして、家族とこれからの未来を過ごす家なのに
こんな状況になるのは、とても悲しいことです。

 

 

良い住まいづくりには、
お施主さまと私たち業者の信頼関係が
なにより大切なのです。

 

今回お引渡しを終えたお客様は、
2019年の夏に初めてお会いしてから
順調に家づくりが進んでいたのですが・・・

昨年の緊急事態宣言をはじめとする
コロナウィルスの関係で
自営のお仕事にも多大な影響が出て
一旦、家づくりをストップされた経緯がありました。

このまま、見送られるかな・・・?
と思っていたのですが
その後、家づくりを再開されるご英断をされて
この度の完成に至ったのです。

 

先日、お伺いした際に
「家を建てることには、当時は不安しかなかった。
だけど、新しい家で生活し始めたら、仕事が上向きに転じて
とても忙しくなった。
なにより、家族が楽しそうに過ごしている姿には心が満たされるよ」
と、感慨深げに話してくださいました。

そして、更に快適に過ごすための
追加工事や家具購入の相談までいただきました。

 

引渡しはゴールではなく、
これからの長いお付き合いのスタートでもあります。

 

これから家づくりを始められる方は、
金額だけでなく、フィーリングが合う会社や担当の方と一緒に、
信頼関係を結びながら、取り組んでいけそうかを大切に選んでくださいね。

要望をしっかり伝え、任せるところは任せ、教わる事は教わりながら、
お互いをリスペクトし合っていけば、
きっと良い住まいづくりにつながると思います。

この記事を書いた人

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