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#21 家のカタチ

理想の家づくりのためのお役立ち情報として
なるべくわかりやすく、かつ専門的に
プロの視点から様々な情報をお伝えしている#シリーズです。

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今回は「家のカタチ」から家を考えてみましょう!

みなさんそれぞれにお好みの外観、理想の雰囲気があると思います。

家は立体の建造物ですから、
横から見れば正方形でも、上から見れば長方形だったりします。

この家のカタチ、最も影響を及ぼす部分は「屋根」のカタチです。

屋根のカタチには

「片流れ」・・・一方向にのみ傾斜が付いている屋根
 「切妻」     ・・・代表的な形状で、三角屋根と呼ばれるもの
 「寄棟」    ・・・4方向に勾配を付けた屋根
 「陸屋根」・・・平屋根とも呼ばれるバルコニーのような傾斜のない平らな屋根
など、様々な形状があります。

敷地の条件により制限を受けることもあるので、
設計する上で屋根というのは、割と早めに決める箇所でもあります。

屋根の形状を変えることによって、間取りに影響がある場合もあるので、
私は早めに屋根の形状を決めることが多いのです。

屋根のカタチを決めることで、家の外形、フレームも決まります。
特に狭小地は、間取りより外形が優先されることもあります。

家を考える時、家の中のことを考える事が圧倒的に多く、そちらに意識が集中しがちですが
外観は“住まいの顔”でもありますから、
相談される際はご自分の求める外観のイメージも早い段階でしっかり伝えられるようにしておくといいと思います。

屋根については、材質も様々あるので、
今後また、詳しくお伝えしたいと思います。

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