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#66 気密と日々の暮らし

理想の家づくりのためのお役立ち情報として
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以前からこのブログでは、
気密のことについて
主に建物の性能の面からお話してきました。

今回は「高気密」であることがどうして重要なのか?
日々の暮らしとの関係から紐解いてみます。

1 省エネルギーな暮らしができる

高気密の住宅は、室内外の空気を分断するため、
季節を問わず、快適に過ごすことができるだけなく、
冷暖房効率を上げ、光熱費を抑えることにつながります。

 

2 換気効率を良くする

 

高気密の家は空気の入れ替えができず息苦しいのではないかという
イメージを持つ人も多いと以前のブログでもお話しました。

しかし、窓やドアの開閉の他に、換気扇などによって
機械的に24時間換気を行うことが義務化されていため、
息苦しさを感じることはまずありません!

昔の日本家屋は隙間が多く(=気密性が低い)
自然に換気されている状態で一見自然で良いようにも感じます。

でも、隙間が多いと「暑さ・寒さ」といった
天候・気象の影響を室内で受けやすくなり
室内の快適性が低くなってしまいます。

室内に大きな温度差も生む原因となって
ヒートショックなど健康面にも大きく影響します。

 

実際の日々の暮らしの中で
「気密を意識する」とすれば、主にこの2点だと思います。
ただし、2つのことは、
その家で暮らす何十年という歳月を重ねていくと
健康面、経済面、環境面、生活のし易さに
大きな違いをもたらします。

 

 

特に今のような気温高めな梅雨の時期などは
外部の環境と連動して、室内の湿度が高くなります。
外部からの空気には湿気だけでなく健康面にはよろしくない菌
などが含まれ、
それが室内に入ってきます。
湿度が高い状態は、カビやダニが繁殖しやすい環境を招きます。

また、湿度の高い状態で温度差が生じれば、
「結露」が発生してしまいさらにリスクが高くなります。

湿気によって、建物の劣化も進行しますので
大切な住宅の寿命を縮めてしまうことにもつながってしまいます。

仮に、機械による換気設備があったとしても、
気密性の低い家では隙間から空気が漏れてしまい、
本来の換気性能を発揮できない可能性が高く
せっかくの設備に高いお金をかけても
十分生かせないという残念なことになってしまします。

 

その点、高気密住宅であれば外部からの湿気の侵入も防ぐことができ
室内を適温に保ちながらも、効率的・効果的に換気することが可能です。

快適に過ごせる住まいにするために「気密性」はとても重要なのです。

 

しかし、高いC値を実現するためには
丁寧な施工管理、職人の高い技術力が必要です。

同じ材料や工法で建てられた家であっても、
職人の技術などによってC値は大きく変わると言われます。

このように、
高気密住宅を希望する場合は施工会社選びが重要ですので
しっかり確認して、気密測定や数値のことも
自身をもって説明してくれる住宅会社を選んでください!

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