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#62 コロナ禍でも「換気できている」は半数以下

理想の家づくりのためのお役立ち情報として
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先日のコロナ禍の換気に関する意識調査で
興味深い結果がでました。

 

今年の3月5日~9日の間に
旭化成建材(東京都千代田区)が行った
30歳~60歳の持家戸建住宅居住者1752人を対象とした
「住宅内の空気・換気に関する意識と実態」の調査で
発表された結果によると・・・

 

新型コロナウイルス感染拡大前と比べて、
室内の空気のきれいさへの関心が高まった
と答えた人は54.9%

一方で、「自宅の換気ができている」と回答した人は
半数以下にという内容です。

 

築年数別に「換気ができている」と答えた人の割合は
「築10年以内」の住宅 56.3%
「築11~20年」の住宅 52.3%
「築21年以上」の住宅 44.8%

築年数が上がるにつれて少なくなるという結果でした。

 

新型コロナウィルス感染拡大前と比べて、
あなたの家の「室内の空気のきれいさ」への関心
高まりましたか?という質問に関しては

高まった(とても高まった・どちらかといえば高まった)と
答えた人の割合は合計で54.9%と半数以上

あなたの家で換気はできていると思いますか?
という質問に関しては
出来ていると答えた人の割合が49.2%
十分できていると答えた人はそのうちの7.2%

 

注目すべきはここからです!

2003年7月以降に着工された住宅には、
24時間換気システムを設置することが
義務づけられていますが・・・

 

それに対して
「築10年以内」の住宅に住んでいる人の
 48.5%の人はそういった法律について「知らない」
回答したそうです!!!

24時間換気システムを利用している人のうち、
「スイッチを入れている」と回答した人は62.4%。
この結果から
24時間換気システムを設置しているにも関わらず、
スイッチを入れていない人が4割近く存在しているという
可能性が見えてきます。

また、24時間換気システムを使用する上で、
換気口(排気口や給気口)を開けておく必要があるのですが
(室内の汚れた空気を排出して新鮮な外気を取り込むため)

「排気口や給気口を開けている」と回答した人の割合は16.9%
「換気扇や換気口のフィルターを定期的に掃除している」
と回答した人は16.9%です。

確かに、清掃やメンテナンスの面での負担はありますが
そもそもは、健康に過ごすために整備された制度であり
設備でもあるのです。

 

ですので、有効に使えていなかったり、
そもそも意識から外れていたりするのは
大変もったいない気がします・・・。

今年の4月に始まった「省エネ説明義務制度」でも
お施主様への意識喚起が制度の目的のひとつでもあるように
その有効性やそもそもの意味合いを
私たち住宅会社側が伝えきれていないという
結果なのかもしれませんね。

これまでにも増して、
大切な家を最大限有効に、快適に使っていただくために
丁寧にご説明していかなければと思っています。

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